しつこい爪水虫を撃退|効果の高い処方箋薬

爪に発症する水虫

フット

「爪水虫」とは、カビの一種である「白癬菌」が爪に侵入することで発症する感染症です。高齢者がなりやすく、発症者の半数近くが60歳以上とされています。爪水虫は足の指などに発症した水虫を、治療せずに長い期間放置していると発症します。稀ではありますが、手の爪が爪水虫になる場合もあります。爪水虫の代表的な症状が、爪が厚くなり色が白く濁ったような状態となります。指の水虫のような痒みや痛みは現れないのが特徴です。ただし爪が厚くなり過ぎると、軽くぶつけたり靴をはいて締め付けられた時などに痛みが出ることがあります。爪水虫は他の人へ感染の可能性も高い疾患ですので、これらの症状が現れたら早期に皮膚科に相談し、早期に治療を始めることが重要です。

皮膚科での爪水虫の診察は、肉眼での診察と、必ず顕微鏡での検査も行います。顕微鏡での検査は、分厚くなっていたり、色が白くなっている爪の一部を採取し、顕微鏡にて白癬菌の有無を確認します。皮膚科で爪水虫と診断されたは場合「内服薬」での治療が主体となります。爪水虫の治療によく使われるのが「ラミシール錠」、「イトリゾール錠」という内服薬です。外用薬では浸透が困難な、爪のかなり内部にまで効果が期待できる内服薬であり、白癬菌をほぼ確実に死滅させることが可能とされています。ただし副作用として肝臓に負担がかかる為、必ず内服量や回数は皮膚科医の指示に従わなければいけません。これらの有効な内服薬を用いても、爪水虫の完治には半年から1年ほどかかるとされています。